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2014.07.18

違法アップロード・違法ダウンロード対策に効果てきめんのGOOGLE八分

DRMフリーはユーザーフレンドリーな仕組みですが、開発元及び販売元が無断アップロードや違法ダウンロードを放置するのではなく、しっかり対策を講じた上でのDRMフリーが、購入者に対する本当のユーザーフレンドリーであると思います。
というわけで、PLAYISMで行っている無断アップロードや違法ダウンロードへの対策方法をまとめてみました。

違法ダウンロードの対処方法

最大の問題は、ちょっと検索したらすぐダウンロードできるサイトが出てきてしまうことだと考えます。購入先を探すのと同じくらいの手間で、違法ダウンロードリンクがすぐに見つけられてしまう。下手すると、商品名で検索したら1ページ目に出てしまうことも。(試しに英名/ローマ字タイトル .exeとか.zipとか.rarとかで検索してみましょう)
というわけで、各サイトのお問い合わせ窓口やらに行って、止めてください消してくださいと言ってみたこともあるのですが、これがまあ、大抵無視です。文句を言おうにも、ナシのつぶてでは、どうにもこうにも。海外サイトも多いので、そもそも文句も言えないという方もいらっしゃるでしょう。
さて、検索したら出てきてしまうわけですから、この検索結果から外してしまえば良いのです。世界の検索エンジンのシェア率はご存知Googleが大部分を握っておりまして、Googleの検索結果に対して対策を行いましょう。
もういっそ、Googleさん側で軒並み違法ダウンロードサイトを表示しないようにしてくれればいいのにと思いますが、Googleという一企業がここに載ってるリンクが違法かどうかをいちいちチェックすることはできないですし、まあ時間もないのです。サイバー警察、頑張れよと思った時期もありましたが、同様にこれが違法かどうか確認しようもない。
実は、これが違法かどうか間違いなく確認できるというのは、とどのつまり、権利をもっている人、つくった人か売ってる人しかいないわけです。
Googleでは、つくった本人および販売している人からの「著作権侵害の報告」の報告を受付けています。(このページがなかなか検索で出て来ないのでイラつきます)

著作権侵害の報告: ウェブ検索

 
著作権侵害の報告: ウェブ検索
Googleのアカウントが必要になりますが、このページで必要情報を入力して申請すればOKです。複数のURLを一気に登録できますので、かなり便利です。なお、

著作物または行為が権利を侵害しているかどうかに関する通知に虚偽記載があった場合は、申立人に損害賠償責任が課せられることがあります(費用および弁護士料を含みます)。判例では、申立人には通知提出前に著作権の抗弁、制限、例外について検討することが義務付けられています。オンライン コンテンツに関するある訴訟では、対象のコンテンツがアメリカ合衆国の公正使用の原則によって保護されていたために、申し立てを行った会社は裁判費用および弁護士料として 100,000 ドルを超える金額を支払いました。したがって、オンラインで公開されている著作物が自分の著作権を侵害しているかどうかについて確信が持てない場合は、まず弁護士に相談することをおすすめします。

と明記されておりますので、イタズラ半分に使うのは止めましょう。でも、あなたが正当な権利者であり、間違いなく権利を侵害されているのであれば、どんどん活用しましょう。

削除用ダッシュボード – ウェブ検索

 
削除用ダッシュボード - ウェブ検索
こんな便利なものもあります。申請後結局どうなったんだろう、というのがきちんと報告されますよ。
削除された側になったことがないのでわかりませんが、おそらくwebマスターツールなんかで削除されてますよと通知が届くのでしょう。ホントにちゃんと調べたのかな、これウソついて消されたところは、復帰しようと思えばできるのかな…と心配になるほどの速度で消されます。大体半日くらいで検索結果から削除されます。

進化する違法ダウンロードリンクの張り方

最近、この方法で削除されることに気づいたのでしょうか、DRMだけでなく、このリンクの貼り方でも実はいたちごっこが始まっております。

Youtube

Youtubeの動画の解説文や動画内にリンクを掲載し、違法ダウンロードサイトに引き込むパターンがあります。Googleさんに同様に相談すると、「YoutubeのことはYoutubeで解決してね!」といった何だか平和な文章が確か出てきて、「GoogleはYoutube買収したんだから、お前のところの話だろうが!」とイライラします。Youtubeの場合は、直接サイトから行かねばなりません。どうもその動画の管理者自体がブロックされます。
Youtube 報告
 

Twitter

ツイートはGoogle検索に引っかからないからか、たまにTwitterでリンクを流してるツワモノがいます。ちょくちょくエゴサーチしてみましょう。それはここから。
Twitter 報告
 

最後に

DRMの施策を考えるよりは、DRMフリーでも儲かる仕組みを考えなければならない、という話もあります。その答えとして、基本プレイ無料の課金ゲームがあるのかもしれません。ただ、ゲームシステムの中に課金要素が含まれてしまうと、ゲームの在り方自体がガラッと変わってしまって、やっぱりスーパーマリオはいつまで経っても課金型のゲームにはできないと思うのです。個人的には、昔ながらに売切型のゲームにお金払ってみっちり楽しみたいものです。というわけで、DRMフリーであっても、しっかり対策はしましょう、というお話でした。

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