PS4/Switch版で日本語版が出る『ナイト・イン・ザ・ウッズ (Night in the Woods)』とは、どんなゲーム?
PLAYISMよりPS4/Nintendo Switch版『ナイト・イン・ザ・ウッズ (Night in the Woods)』を日本語ローカライズし、3月28日から配信開始することが決定しました!めでたい!(あ、PC版もちょっと遅れるかもしれませんが日本語対応されます。)
2Dゲームなのにまさかの6GBありますので、Nintendo Switch版買う!って方は、あらかじめDLされることをオススメします。
そう言えば今思い出しましたが、IGFっていうのは、GDC(ゲームディベロッパーズカンファレンス)というゲーム開発者向けのイベントの最中に表彰されるんですが、そのGDCで本作の開発者さんと販売元さんとお会いして、「ローカライズはすごく興味あるんだけど、これってアメリカの片田舎の話だし、めっちゃスラングだらけの英語だし、日本語化は無理じゃない?」と言われ、「いや、もうそこは僕らが何とかしますから、お願いします、お願いします、マジで信じてください、マジ頼む」と懇願しまくりお話が何となくまとまった翌日に、目の前でIGFグランプリ獲ったのを見て感動しました。
ということで、僕らは『ナイト・イン・ザ・ウッズ (Night in the Woods)』が世界的に評価されてる!というのを目の前で見てたというか体感していて(『Night in the Woods』がスクリーンに出るたびにものすごい歓声が上がってた)、すごく嬉しかったのと同時に、これは……ちゃんと仕事しないと……!と決意を新たにしたのでした。
さて、いきなり話が横にそれましたけども、開発者さんのお話のとおり、本作はほぼほぼ全編スラング満載の英語の会話で構成されているため、英語が得意な人でも読み解くのが非常に難しく、何か見た目も可愛いし、面白そうだし、どうやら評価も高いし、気にはなるけども結局このゲームは何なのだというのを知っている人は日本では極端に少ないんではないかと思います。
本作、人によって、感じ方は大きく異なるでしょうし、もしかするとクリアした後にこのゲームは何だったんだと頭を抱える方もいるかもしれません。私はプレイ後しばらく茫然としましたけども、いずれにせよ上述の紹介文もプレイヤーの一人に過ぎない私がそう思った、という主観に満ちた紹介にすぎません。
ゲームとは、インタラクティブに楽しめる面白いもの、ではまああるのですが、それと共に、映画や小説や音楽や絵画や舞台や……と同じ表現方法の一つですよね。
ゲームというものが今までなかなか到達できなかった部分の人間の感情を『ナイト・イン・ザ・ウッズ (Night in the Woods)』がはじめて動かせたというか。そういう意味で、本当にすごいゲームなんですね。ゲームの表現の領域を新たに切り開いた一作というか、ゲームって、こういうことできたんだという感動があります。
とっても大人向けのゲームで、なんかちょっとね、哲学的なにおいもするゲームなんですよ。
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