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ASTRONEER - アストロニーア -: 拡張コンテンツ Megatech

新時代の建設と自動化が、ここから始まる。
“Glitchwalkers”に次ぐ拡張コンテンツとなる“Megatech”では、巨大な“メガストラクチャー”を建造するプロジェクトに挑戦できるようになります。“Megatech”をホストプレイヤーが所持していれば、クライアントプレイヤーは所持していなくても遊ぶことができます。また、既存のセーブデータと互換性がありますので、これまでの進行状況を引き継いでプレイ可能です。

ダウンロード販売

Megatech

メガストラクチャープロジェクトを始動せよ

メガストラクチャープロジェクトを始動せよ

『ASTRONEER - アストロニーア -』の基地建設は、ついに新たなステージへ。理想の建設地を選び、安全(?)な宇宙カタパルトから“DLS建造アンカー”を発射!メガプリンタードローンに資源を投入し、巨大建造物を作り上げましょう。

メガストラクチャーを建造!

メガストラクチャーを建造!

惑星間で資源を輸送できる“複合ターミナル”、植物の育成と収穫を自動化する“バイオドーム”、惑星周回軌道に基地を建設できる“軌道プラットフォーム”、生産した資源や希少アイテムなどを展示できる“ミュージアム”、これらを活かし基地建設と自動化をこれまでにないスケールへと進化させましょう!

新アイテム & 快適性アップデート

新アイテム & 快適性アップデート

アイコンパネルで基地を整理、高所をつなぐ歩道、自動テザー配置アイテムなどなど、これらは無料アップデートに含まれていますので、すべてのアストロニーアが、より便利に、より自由に基地を構築できるようになります。

Megatech開始ガイド

Megatech開始前に準備をしておきたいアストロニーアの皆さんのために、Megatech解放までのガイドを用意しました。すでにある程度プレイを進めている場合、特に意識せずとも条件を満たしている可能性が高いですが、新規プレイや新しいセーブから始める場合は、このガイドがMegatechへのアクセスに役立ちます。
ガイドは“続きを読む”を確認してください。ガイドには必要資源やミッションの詳細などのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

    Megatechミッション
    Megatechを開始するには、以下のミッションを達成している必要があります。

  • 発掘:“自動抽出装置”をプリントし、資源を抽出する。
    ※“発掘”は“もう一つの腕”と“詰め込み作業”達成後に解放されます。
  • さらなる前進:別の惑星に“シェルター”と“シャトル発着場”を設置する。
    ※“さらなる前進”は“とろける熱さ”と“未知なる領域へ”達成後に解放されます。

また、“複合ターミナル”と“ミュージアム”関連のミッションを進めるために、以下のミッションの達成を推奨しています。(ミッションをクリアしていなくてもメガストラクチャーは建造可能ですが、さらに追加のコンテンツが解放されます。)

    ミュージアム関連ミッション

  • ある?バイト:2000バイト手に入れる。
    ※“ある?バイト”は“科学のために!”達成後に解放されます。
  • サンプル集め:研究サンプルを見つけてスキャンする。
    ※“サンプル集め”は“科学のために!”達成後に解放されます。
    複合ターミナル関連ミッション

  • 決済印:グレイシオ物流ステーションのデータログから搬送を完了する。
    ※“決済印”は“貨物がネギを背負ってくる”と“クーラー・ランニング”達成後に解放されます。
  • 化学素材の重要性:“化学実験装置”をプリントし、ゴムかプラスチックを作る。
    ※“化学素材の重要性”は“重い石タングステン”達成後に解放されます。

軌道プラットフォーム
“射出型搬送システム(略称DLS)”で“軌道プラットフォーム”の“建造アンカー”が解放されるのは、いずれかのメガストラクチャーを建造し、完全にアップグレードした後になります。Megatech開始直後は建造できませんのでご注意ください。

Megatech導入ミッション

“発掘”と“さらなる前進”を達成すると、“大規模建造入門”が解放され、メガストラクチャー・プログラムのトレーニングアシスタントAIである“ジャーマ”と出会います。ジャーマの指示により、最初のメガストラクチャー“DLS”の建造が開始されます。

    DLS建造の流れ

  • “DLS建造アンカー”を受け取り、任意の場所に設置する。
  • “DLS建造アンカー”を“メガプリンタープラットフォーム”に展開する。
  • ホログラムによる完成イメージを確認し、問題なければ建造を開始する。
    “DLS”の建造には大量の資源が必要です。

  • コンパウンド:49個
  • 亜鉛:29個
  • 銅:23個
  • 鋼鉄:7個

これらの資源を“メガプリンタープラットフォーム”に投入し、十分な電力を供給すると、“メガプリンタードローン”が建造を開始します。

    DLSの機能
    “DLS”を利用すれば、あらゆる惑星へ“建造アンカー”を射出できるようになります。受け取り地点に“DLS”でプリント可能な“建造アンカー着陸台”を設置し、メガストラクチャーの建造を開始しましょう!
    “Megatech”では以下のメガストラクチャーが建造できます。

  • 複合ターミナル
  • 軌道プラットフォーム(建造にMegatech DLCが必要)
  • ミュージアム(建造にMegatech DLCが必要)
  • バイオドーム(建造にMegatech DLCが必要)
    ※“Glitchwalkers DLC”の“アイオルズ”では、クリエイティブモードでのみ利用可能です。

メガ・分解デバイス
メガストラクチャの配置を変更したい場合、“メガ・分解デバイス”で完全消去が可能です。建造時に使用した資源は返却されませんが、ダイナマイトのように巨大な穴が残らず、建造時に整地された地形のみが残ります。

    歩道

    地形ツールで道を作るのも楽しいですが、基地建設ではもっと整った外観が求められます。新たに追加された“歩道”はこれらの要望を満たしています!

  • 美しく整った“道”を基地に創出
  • 地形に頼らない、洗練された導線づくりが可能
  • 電力と酸素を同時に供給する、見えない機能性
  • レールポストのようにバンドルで作成し、柔軟に設置

紹介した“軌道プラットフォーム”、“ミュージアム”、“バイオドーム”以外はすべて無料アップデートに含まれます。11月21日発売の“Megatech”にご期待ください!

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Megatech詳細

DLCを購入し、必要な前提ミッションを完了したプレイヤーは、ログに新しいミッションが追加されます。AIアシスタント“ジャーマ”が登場し、メガストラクチャーをアンロックするためのステップを案内してくれます。
詳細は“続きを読む”を確認してください。詳細には必要資源やミッションの詳細などのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。


メガストラクチャー(DLC限定)
以下の3つのメガストラクチャーはDLC購入者のみ建造できます。

    軌道プラットフォーム
    ヴァスター・インフラ研究所によって開発された宇宙観測・研究プラットフォームです。選んだ惑星の周回軌道上に打ち上げられ、巨大なリング状の建築スペースと、中央にメガ・ミニ小惑星を備えています。1つしか入手できず、移動も容易ではないため、建造場所は慎重に選びましょう。

  • 重力
    プラットフォームと小惑星は常に一定の重力が保たれています。端から外へ出ると宇宙空間へ落下しますが、回収されて元の位置に戻されます。
  • 電力と酸素
    独自の酸素供給システムがあるため、軌道プラットフォームでテザーは不要です。電力については供給が必要ですが、プラットフォーム全体にケーブルポートが配置されています。
  • メガストラクチャー
    いくつかの制限がありますが、リング上であれば、他のメガストラクチャーを建造できます。ただし、一部のメガストラクチャーの建造数に制限があることに注意してください。
  • 惑星周回軌道変更
    アストロニウムを燃料として消費し、軌道プラットフォームを別の惑星周回軌道に移動できます。
  • メガ・ミニ小惑星
    純粋な土砂で構成されており、制限なく再成形可能です。成形可能な形状は、小惑星(2種類)・スフィア・ドーナツ・フラット・樹脂・コンパウンドです。
  • アップグレード段階
    ステージ2:メガモジュールプリンターを追加
    スタージ3:通常モードでもプラットフォーム内を自由に飛行可能
  • メガモジュールプリンター
    ステージ2の軌道プラットフォームは建造アンカーや発着ポート、メガ地面プラットフォームをプリントできます。
  • メガ地面プラットフォーム
    軌道プラットフォーム、または他のメガ地面プラットフォームの縁に設置し、軌道プラットフォームの外周をさらに拡張できます。

    バイオドーム
    植物を育て、収穫するための落ち着いた空間です。プロセスを自動化し、惑星バフを獲得できます。各惑星につき 1つのみ建造可能です。

  • 種子の収穫
    バイオドームでの収穫は自然界と少し異なり、大半の植えられる植物(期間限定イベント植物とフラクタルローズを除く)から、オーガニックではなく種子を収穫できます。育成には多くの手入れが必要ですが、手間に応じて収穫量は増加します。種子は博物館の提供ステーションに提供できます。
  • レアドロップ
    バイオドームで収穫した植物から、まれに追加アイテムがドロップする場合があります。これは今回のアップデートで追加された種子のみが対象です。
  • アップグレード段階
    ステージ2:成長速度を向上させるメガ育成ランプを追加
    ステージ3:メガモジュールプリンターを追加
  • メガモジュールプリンター
      ステージ3のバイオドームでは、以下のメガモジュールをプリントできます。

    • 全自動種まき機
      取り付けられたキャニスターから自動で種子を植えます。
    • 全自動施肥機
      自動で定期的に植物へ肥料を与えます。肥料を与えられた植物は“成熟”状態を長く維持します。オーガニックを使用します。
    • 自動収穫機
      成熟した植物を優先し自動で収穫します。収穫物は取り付けられたキャニスターに収納されます。
    • 拡張ドーム
      栽培スペースを拡張し、メガモジュールスロットを追加します。最大5つまで設置可能です。
    • リソースポッド
      キャニスターを取り付けることで、バイオドームで種まきと収穫を自動化できるようになります。
    • メガ酸素供給器
      惑星全体に効果を及ぼし、窒息するまでの時間が長くなります。

    ミュージアム
    資源・電力・バイト・種子を提供することで報酬を得られるメガストラクチャーです。アップグレードを行うことで、テーマ別のコレクション展示を行い追加報酬を得ることも可能です。1つしか建造できないため、建造場所は慎重に選びましょう。

  • 提供ステーション
    余剰の研究バイト・電力・資源・種子を提供し、各目標達成に応じて報酬を獲得可能です。中央のホログラフィックディスプレイは提供量に応じて成長します。
  • 提供報酬
      各提供ステーションで最終目標に到達すると、装備を強化する便利なボーナスを得られます。各報酬は5U/sの電力を消費し、供給不足の場合は効果が低下します。

    • バイト提供報酬:バックパックの電力回復速度アップ
    • 電力提供報酬:バックパックの電力容量増加
    • 資源提供報酬:地形ツールのドリル速度アップ
    • 種子提供報酬:バックパックの酸素容量増加
  • コレクション報酬
      テーマ別にコレクションを配置すると、ユニークな報酬を獲得できます。1 つの陳列ケースプラットフォームには 1 種類のコレクションのみを展示可能で、それ以外を置くとケース外へ排出されます。各報酬は5U/sの電力を消費し、供給不足の場合は効果が低下します。

    • LRD:土砂の使用効率アップ
    • 複合資源:硬い地形の変形速度アップ
    • 攻撃的/採取植物の種子:移動速度アップ
    • 変異型植物の種子:ジャンプ力アップ
    • ギャラストロポッドの殻:ローバーの移動速度アップ
    • 中型研究アイテム:研究速度アップ
    • チェスの駒:プリント速度アップ
  • アップグレード段階
    ステージ2:テーマ別コレクション展示による報酬を解放
  • メガモジュールプリンター
      ステージ2のミュージアムでは、以下のメガモジュールをプリントできます。

    • 陳列ケースプラットフォーム
      ミュージアム周辺の地形に設置し、歩道で接続できます。適切なコレクションをすべて揃えると、そのケース専用の報酬を利用できるようになります。プラットフォームを操作することで報酬のオン・オフを切り替えられます。
    • 陳列ケース
      小型アイテム向けのケース、または中型アイテム向けのケースを印刷でき、陳列ケースプラットフォームに取り付けてコレクションを展示できます。

    DLC報酬
    各メガストラクチャには、それぞれ専用のミッションと、固有の報酬が用意されています。

  • 軌道プラットフォーム
    ステージ1の軌道プラットフォームを打ち上げると、“コスモポリタン(パレット)”が手に入ります。
  • バイオドーム
    ステージ2のパイオドームで植物を植え、収穫に成功すると、“サンフラワー(帽子)”が手に入ります。さらにミッションを最後まで完了すると、インタラクトした際に音を鳴らす可愛らしい“メロディマッシュ”が手に入ります。
  • ミュージアム
    ミュージアムの4つすべての提供ステーションの目標を達成すると、“タブロー(バイザー)”が手に入ります。
  • Megatechミッション完了
    すべてのMegatechミッションを完了すると、“配線上手(マスク)”が手に入ります。
    Deluxeエディションのコスメティック
    “ASTRONEER: Megatech - Deluxe Cosmetic Pack”を購入すると、以下のコスメティックを入手できます。

  • ジュエルケース(パレット)
  • アンバーサーキット(バイザー)
  • ギアシフト(マスク:回転ギア付き!)

Megatech無料アップデート
全プレイヤーは以下の新コンテンツにアクセス可能になります。Megatechの導入として、射出型搬送システムと複合ターミナルを建造するミッションが追加されます。

    メガストラクチャー(無料アップデート)
    以下の2つのメガストラクチャーは無料アップデートに含まれます。

  • 複合ターミナル
      鉄道からの資源をシャトルに積み替え、惑星間輸送を自動化します。軌道プラットフォームを含めて、惑星ごとに 1つのみ建造可能です。

    • シャトル発着ポート(A・B・C)
      A・B・Cとラベル付けされた各発着ポートには専用の制御パネルがあり、対応するシャトルの“積み下ろし・自動化・目的地”を設定できます。惑星間輸送時は同じラベルのポート間で離着陸します。
    • 統合レールステーション
      各発着ポートには専用のレールが接続されており、自動制御で資源をシャトルへ積み下ろします。自動アームは不要で、資源は容量が埋まるまで自動で移動します。
    • 燃料供給
      各発着ポートには液体&土砂大型キャニスターが設置されており、シャトル燃料のヒドラジンを保管できます。
  • 射出型搬送システム(略称DLS)
      建造アンカーを射出し、メガストラクチャー建造を可能にする施設です。設置は一回限りなので、建造場所を慎重に検討してください。

    • 建造アンカー
      展開可能なメガストラクチャー建造キットです。DLSから任意の建造地点へ射出され、展開するとメガプリンタープラットフォームになります。
    • メガプリンタープラットフォーム
      メガプリンタードローンのためのプラットフォームです。建造アンカーを展開した地点でプリントするために、必要な資源をキャニスターに詰めてスロットに配置します。
    • メガモジュールプリンター
      建造アンカー着陸台をプリントできます。
    • 建造アンカー着陸台
      建造アンカーの着陸地点として使用します。設置後にボタンを押すことで、建造アンカーを呼び出します。

    Megatechの報酬
    無料アップデートに含まれるDLSと複合ターミナルに関連するミッションを完了すると、以下の報酬を獲得できます。

  • DLSミッション報酬
    安全第一(帽子)
     ※現時点では不具合により入手できません。詳細は既知の不具合を確認してください。
  • 複合ターミナルミッション報酬
    メガ・ミニトレーニングシャトルの設計図
    燃料消費が少ない個人用のシャトルですが、貨物を積載できません。
  • メガ・分解デバイス
    DLSの建造後に解放されます。メガストラクチャーやメガプリンタープラットフォームを破壊できます。
    注意:建造に使用した資源は返ってきません。
    新アイテム
    以下のアイテムを追加しました。従来通り研究カタログより解放できます。

  • テザードロッパー
    ストレージスロットにあるテザーを一定間隔で設置します。
  • アイコンパネル
    ドリル付き小型アイテムで、任意の場所にパネルを設置します。表示するアイコンの種類を変更できます。
  • 大型ガスキャニスター
    大量のガスを収容可能です。
  • 液体&土砂大型キャニスター
    大量の液体や土砂を収容可能です。
  • 歩道
    電力と酸素を伝送する道です。レール設置時のように地形を貫通します。
  • 新デコレーションアイテム
    基地を彩る7種類の装飾アイテムを追加しました。
    新要素・変更点
    以下の追加と変更を行いました。

  • 栽培・収穫可能な植物を7種類追加しました。バイオドームでの栽培に最適ですが、通常栽培も可能です。
  • 大型アイテム運搬時の歩行速度の低下を緩和しました。
  • EXOチップと種子が資源キャニスターに収納可能となりました。
  • レールステーションにおいて、積み下ろしするアイテムのサイズが設定できるようになりました。

続きを読む

Megatech自動化ガイド

Megatechと付随する無料アップデートでは、基地建設に新たな要素が追加され、とくに自動化が好きなプレイヤーにとっては見逃せない内容になっています。もちろん、Megatechの新要素を楽しむのに自動化は必須ではありませんが、メガストラクチャーを使った自動化は、思わず遊んでみたくなる魅力があります。
そこで本ガイドでは自動化の基本をまとめ、いくつかの簡単なプロジェクト例と、“Megatech”がどのように自動化を便利にしてくれるかを紹介します。
ガイドは“続きを読む”を確認してください。ガイドにはミッションの詳細などのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

    どこから始めればいい?
    自動化の説明を始める前に、まずは押さえておきたいポイントを紹介します。

  • クリエイティブモードで試す
    資源を集める手間がないため、仕組みの理解に集中できます。各要素の繋がりを把握し、その知見を通常ゲームに活かせます。自動化の面白さの半分は、自分で解決策を見出す過程にあります。
  • 研究カタログを見渡す
    全項目に目を通し、仕様を把握すると発見が多いです。たとえば“プラットフォーム単体で資源を移動させられる”ような、意外な特徴に気づけます。バイトの使用順位を決めるために、さまざまな機能を試してみてください。
  • Wikiを活用
    本ガイドは入門編です。細かい仕様や仕組みはWiki(https://astroneer.wiki.gg/)がとても参考になります。
  • Discordを活用
    公式Discord(https://discord.com/invite/astroneer)には自動化マニアが多数います。ビルド相談にも乗ってくれるでしょう。
  • YouTubeのチュートリアル動画を活用
    たくさんのクリエイターが自動化の動画を出しています。アップデートで情報が古くなることもありますが、基本仕様は変わりません。

何を自動化できる?
ほぼ何でも自動化できます。生産面では、研究や電力を含むゲーム内のあらゆる資源の生成を自動化できます。しかし、基地を出る際にバックパックに直接ヒドラジンを補充するなど、非常に具体的な用途に対しても真価を発揮します。結局のところ、“便利だ”・“面白い”と感じたものが、自動化の正解です。

    自動化の仕組みは?
    まずは主要ツールの使い方を解説します。複雑そうに見えるかもしれませんが、実際に使い始めると、思ったほど複雑ではないことに気づくかもしれません。

  • 自動アーム
      自動化の象徴ともいえるツールです。見た目と異なり、垂直方向にかなり伸びます。緑から青の方向へアイテムを運びます。

    • 中央スロットにアイテムを置くと、そのアイテムのみを移動させる“フィルター”がかけられます。
    • 置き場所がなければアイテムを持ち続け、範囲に空きスロット(バックパックを含む)ができるまで待機します。
  • プラットフォーム
    実は自動化と相性が良く、一部のプラットフォームは資源の移動を自動で行うことができます。たとえば、“大型拡張プラットフォーム”と“超大型拡張プラットフォーム”は“自動アーム”と相性の良い長さです。
  • 自動抽出装置
      資源採掘の自動化に必須です。“地形ツール”より効率的に大量採掘できます。

    • 上部スロットに、“中型資源キャニスター”・“中型ストレージ”・“中型ストレージサイロ”を載せられます。
    • 上部スロットに、“ポータブル溶鉱炉”を載せれば、直接金属などを精製できます。
  • 鉄道ネットワーク
    資源生成を自動化しても、集めるために走り回らねばならないのでは意味がありません。鉄道を活用すれば、積み降ろしと輸送を自動化できます。“ストレージセンサー”を使用すれば、“自動抽出装置”と基地間で資源の自動輸送も可能です。詳細は後述の“自動化例”を参照してください。

センサー・リピーター
自動化を避けてきた方にとって、初めて使用するツールかもしれません。これらは自動化の“頭脳”となり、音楽プレーヤーや計算機など複雑な仕組みを作れるほど多機能です。

    センサー
    単独で設置するか、検知対象物に直接設置します。上部からピンを伸ばし、センサーの条件が満たされた際に作動させたい対象物に接続します。最初のピンから追加のピンを伸ばすことも可能ですが、対象物を作動させるのは配線の終端にあるピンだけです。

  • ストレージセンサー
    ストレージの状態を監視するセンサーです。ストレージが満杯になったら、資源生成装置を停止し電力消費を抑えるなどの回路が作れます。モードを切り替えて、接続されたストレージが“満杯または空”・“満杯または満杯でない”・“空または空でない”の時に信号を送ります。
  • 電力センサー
    電力の流れを検知するセンサーです。夜間にソーラーパネルからの電力供給が途絶えたら、発電機へ切り替えるなどの回路が作れます。モードを切り替えて、“電力取得または喪失”・“電力取得”・“電力喪失”の時に信号を送ります。
  • バッテリーセンサー
    接続したバッテリーの残量を監視するセンサーです。バッテリーが完全に消耗した後にのみ発電機を作動させ、炭素排出量を節約するなどの回路が作れます。モードを切り替えて、“充電済みまたは空”・“充電済みまたは未充電”・“空または空でない”の時に信号を送ります。
  • モーションセンサー
    通過したオブジェクトやプレイヤーを検知するセンサーです。ホーンなどをスロットに装着し、仲間が基地に戻ったことを知らせるなどの回路が作れます。ピンを延長して、作動させたい対象物に接続できます。
    リピーター
    単独で設置するか、小型スロットに設置します。センサーが送る信号を加工・中継します。また、センサーと同様に機能するピンも備えています。

  • 近接リピーター
    一定範囲にある対象物にまとめて信号を送信します。範囲内の研究サンプルを、まとめて収集するなどの回路が作れます。
  • ボタンリピーター
    単純な手動スイッチで、押すと信号を一度だけ送信します。離れた場所から、ピンを接続した装置を起動するなどの回路が作れます。
  • 遅延リピーター
    受信した信号を遅延させ、指定秒後に信号を送信します。装置の稼働タイミングを調整し、常に電力を消費することを防ぐなどの回路が作れます。
  • カウントリピーター
    特定回数の信号を受信したら、信号を一度だけ送信します。指定量の資源を生産したら、装置を止めるなどの回路が作れます。
    電源スイッチ・エクステンダー・スプリッター
    電力生産そのものを自動化することもできますが、電力の“流れ”を調整することで、より効率的に電力を使えるようになります。

  • 電源スイッチ
    電力を通す・遮断するだけのシンプルなスイッチです。自動化システムへの電力を一箇所から流すようにしておけば、スイッチひとつでまとめて停止するなどの回路が作れます。
  • パワーエクステンダー
    電力と酸素を通すだけでなく、電力の流れる向きを設定できます。バックアップ用の発電機を自動で起動させるために、ベース側から電力が来ないときだけ電力センサーが発電機を動かすなどの回路が作れます。
  • スプリッター
    電力の流れを複数のラインに分岐できます。自動化ラインを一つしか動かす電力がない場合、スプリッターを使って電力を送るラインを切り替えるなどの回路が作れます。

続きを読む:自動化の概略

説明だけでは理解しにくい部分もあるため、ここでは実際に組める“自動化例”を紹介します。簡単なものから順に紹介していますが、これはあくまで一例であり、同じ結果を得るための構成は無数にあります。自由にアレンジしてみてください。


炭素発電ファーム
炭素と発電機を使った発電は、再生可能エネルギーが不安定な場合でも基地の電力を安定させるのに役立ちます。ここでは、基本的な自動炭素発電の作り方を紹介します。必要に応じて拡張していくこともできます。

    必要なもの

  • 密集して植えられた採取植物:数本
  • タッパー:植物の本数分(同じ植物に複数個付けると、抽出速度は遅くなります)
  • 自動アーム:1
  • ストレージセンサー:1
  • 中型ストレージ:1
  • 中型プラットフォーム A:1
  • 大型プラットフォーム B:1
  • 溶鉱炉:1
  • 中型発電機:1

    作り方

  1. 基地の近くに平らな場所を見つけ、採取植物を密集させて植える。
    自動アームを選択すると表示される“緑色の球体”が採取範囲なので、すべてがその範囲に入るよう配置します。シルヴァの“カザリバモミ”などが適しています。
  2. 植物が育ったら、それぞれにタッパーを設置してオーガニックが採れるようにする。
  3. 中型プラットフォーム Aに自動アームを載せ、タッパーがすべて自動アームの採取範囲に入るよう設置する。
  4. 横に大型プラットフォーム Bを置き、自動アームの“青色の球体”にかかるよう調整する。
    大型プラットフォーム Bの端に中型ストレージ、中央に溶鉱炉、反対側の端に中型発電機を設置してください。
  5. 中型ストレージにストレージセンサーを付け、“満杯または満杯でない”に設定して、ピンを自動アームに接続。
  6. 中型プラットフォーム Aと大型プラットフォーム Bを電力ケーブルで接続し、基地電源にも接続する。
  7. 溶鉱炉・中型発電機・タッパーがすべてONになっていることを確認する。

    拡張案

  • バッテリーとバッテリーセンサーを追加して、必要なときだけ発電機を動かす回路を作る。
    中型バッテリーを置き、容量が空になったときのみ発電機が起動する回路を作ることができます。
  • 大型プラットフォームに変えて、発電機やストレージを追加し、炭素の生産量を増やす。
  • 余った炭素を別途保管する仕組みを作る。
    大型プラットフォームにストレージと資源キャニスターを置き、必要以上の炭素を自動保管します。ストレージセンサーで“満杯のときだけ動作”する回路も可能です。


自動資源リレー
自動化の真価は“資源が自動で届く”こと。ここでは、自動抽出装置と鉄道を組み合わせて、資源を基地まで自動輸送する例を紹介します。

    必要なもの

  • 自動抽出装置:1
  • 自動アーム:2
  • 中型二段プラットフォーム:1
  • 大型拡張プラットフォーム:1
  • 中型ストレージサイロ:1
  • 中型資源キャニスター:1
  • レールカー:1
  • 大型ストレージ:1
  • 中型ストレージ:4
  • ストレージセンサー:2
  • 近接リピーター:1
  • 電源スイッチ:1
  • レールポスト:基地まで伸ばす本数

    作り方

  1. 自動抽出装置を採掘場所に設置し、緑ゲージ(資源の埋蔵量)を確認する。
  2. 中型ストレージサイロにストレージセンサーを付け、“満杯または空”に設定し、自動抽出装置の上部に装着する。
  3. 中型二段プラットフォームの上段に自動アームを載せ、緑色の範囲が自動抽出装置を覆うよう配置する。
  4. 青色の範囲ギリギリの位置にレールポストを置く。横に近接リピータを置き、中型ストレージサイロのストレージセンサーのピンを近接リピーターに接続し、レールを基地まで伸ばす。
    中型二段プラットフォームは近接リピーターの範囲に入らないよう注意してください。
  5. 基地に大型拡張プラットフォームを置き、自動アームを載せ、緑色の範囲がレール終点に届くように調整する。大型拡張プラットフォームの反対側には中型資源キャニスターを置く。
  6. レールの終点近くに電源スイッチを置き、レールを基地電源と接続する際は必ず電源スイッチを経由させる。中型資源キャニスターにストレージセンサーをつけ、“満杯または空”に設定し、ピンを電源スイッチに接続する。
  7. レールカーに大型ストレージを載せ、その上に中型ストレージ4つを載せる。レールカーをレールに配置する。
    中型ストレージを展開して載せると見た目がよくなります。
  8. すべてのプラットフォームを電源ケーブルで接続し、自動抽出装置を稼働させる。

    拡張案

  • レールの両端にレールステーションを配置し、自動積み込み・積み下ろしを行わせる。
    レールステーションの制御パネルで、自動抽出装置側のステーションを“停止不可”と“停車時に積み込み”に設定し、基地側のステーションを“停止不可”と“停車時に荷下ろし”に設定します。
  • 別の採掘場所を経由地として追加し、複数資源を自動収集する。
    同じ構成のレールカーを追加し、積載用の自動アームに資源フィルターを適用すると効果的です。


ヒドラジンファーム
飛行に欠かせないヒドラジンを自動生産します。前項で“自動アンモニウムリレー”を構築していれば、その資源を用いてヒドラジン生産ラインを組むことが可能です。

    必要なもの

  • 自動アンモニウムリレー:前項の構成
  • 大型プラットフォーム A:3
  • 大型プラットフォーム B:1
  • 大型拡張プラットフォーム:1
  • 自動アーム:3
  • 大気凝縮装置:1
  • 化学実験装置:1
  • 液体&土砂中型キャニスター:1
  • 中型ガスキャニスター:2
  • ストレージセンサー:1

    作り方

  1. 大型プラットフォーム Bをアンモニウムが入った中型資源キャニスターの横へ設置し、中央に大気凝縮装置、両端に中型ガスキャニスターを置く。大気凝縮装置で“水素”を凝縮し、連続ボタンを有効にする。
  2. 大型プラットフォーム Aに自動アームを2台載せる。それぞれの緑色の範囲が、中型ガスキャニスターと中型資源キャニスターに届くように配置する。
    必要に応じて自動アームにフィルターを設定してください。
  3. もう一つの大型プラットフォーム Aに化学実験装置を置き、それぞれの自動アームの青色の範囲に入るよう設置する。化学実験室で“ヒドラジン”を生成し、連続ボタンを有効にする。
  4. 大型拡張プラットフォームに自動アームと液体&土砂中型キャニスターを配置する。オートアームの緑色の範囲が化学実験室に届くように設置する。
  5. ヒドラジンが入った液体&土砂中型キャニスターにストレージセンサーを付け、“満杯または満杯でない”を選択し、化学実験装置へ接続する。
  6. すべてのプラットフォームを電源ケーブルで接続し、全装置を稼働させる。

    拡張案

  • ヒドラジン用の液体&土砂中型キャニスターを複数並べ、大量生産ラインを構築する。
    Megatechのアップデートで追加される、“液体&土砂大型キャニスター”も有効です。
  • 同じ構成で複数ライン作り、化学実験装置の処理速度を超えた同時生産ラインを作る。

続きを読む:自動化例


自動化の世界に足を踏み入れた皆さん、おめでとうございます!大規模自動化の中にメガストラクチャーの居場所はあるのでしょうか?もちろんあります!

複合ターミナル
シャトルの発射を自動化し、設置惑星で集めた資源を積み込み、該当資源が存在しない惑星へ自動配送できます。ナノカーボン合金の生産を自動化しようとすると、多くの惑星に資源が散らばっているため、かなりの手間がかかります。アイオルズへ行かない限りは、何度も往復することになりますが、複合ターミナルを使えば、必要な資源を一か所へ集約するプロセスを自動化できます。

軌道プラットフォーム
広大な建築スペースと数々の利便性に加えて、土砂収集家がワクワクできる“メガ・ミニ小惑星”を用意しました。メガ・ミニ小惑星は無限に再生可能な“土砂”の供給源です。掘り進めた後に残る穴だらけの地形を気にする必要はありません。好きな形状を選んで、コストなしでいつでも再生成できます。

バイオドーム
『ASTRONEER - アストロニーア -』では大量の有機資源ファームが作られてきましたが、それらは多くの装置を必要とします。それも楽しさの一つですが、バイオドームは同じような成果をより手軽に得られるよう設計されています。オーガニックの生産だけでなく、植物を増やすための種や、ミュージアムに送るための種までも自動化し、すべてを一つの場所で完結できます。

ミュージアム
自動化に熟達したプレイヤーは大量の資源を抱えがちです。ミュージアムは、それらの資源を使って有用な報酬や新たな特典をアンロックする手段を提供します。さらに、すべての提供ステーションのホログラムを埋めることができれば、最高の自慢ポイントになることでしょう。


新たな大型キャニスター
メガストラクチャーを建造するには、大量の資源が必要になります。そこで、新たに“大型ガスキャニスター”と“液体&土砂大型キャニスター”を追加しました。どちらもティア3の大型スロットに対応しています。

EXOチップの収納
最新のトレーラーで気づいた方もいるかもしれませんが、Megatech無料アップデートでは、EXOチップを資源キャニスターに収納できる新機能も追加されます。

さいごに
ガイドが自動化とMegatechで追加される要素の理解に少しでも役立てば幸いです。

続きを読む:Megatechの自動化

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