NIGOROの楢村匠さんも参加された、GDC 2013。これはGame Developer’s Conferrenceの略なのですが、まあ、ざっくり言えば、世界最大のゲーム開発者の交流会的なものです。
ここではアワードも選ばれておりまして、要は、ゲーム開発者が選ぶ今年最高のゲームが選出されるわけですね。
で、GDC 2013でGame of the Yearを含む脅威の六冠をかっさらったのが、Journeyというゲームでした。
Journeyというと知らない方もいるかもしれませんが、日本では『風ノ旅ビト』という名で知られております。
この『風ノ旅ビト』、開発はインディーズゲーム『Flowery』でも話題になったThat Game Companyさんが担当されました。
風ノ旅ビトの開発では、Sonyさんから資金援助?を受けていたようですので、もはやインディーと呼んでいいのかどうなのか微妙なところですが、まあ、インディー出身であることは間違いないのです。
ちなみに歴代GDCのGame of the Yearは、
- The Sims
- GRAND THEFT AUTO III
- METROID PRIME
- STAR WARS: KNIGHTS OF THE OLD REPUBLIC
- Half-Life 2
- Shadow of the Colossus(ワンダと巨像)
- Gears of War
- Portal
- Fallout 3
- Uncharted 2
- Red Dead Redemption
- Skyrim
です。いずれも、超AAAタイトルですね。
が、今回、ついにインディーズが世界一のゲームに選ばれたわけです。
開発人員も規模もゲームボリュームも関係なく、(風ノ旅ビト、3時間くらいで終わりますからね)新しいコンセプト、新しいテーマ、ゲームの可能性を広げるものが求められる時代がきたのかもしれません。