
2014.10.03
ホラーがピッタリな夏は大分と前位に過ぎ去りましたが、秋の夜長にもホラーゲームはオススメですよ。というわけで、なんだか無理のある導入ですが、最近インディーゲームでもホラーゲームが増えてきましたので、おすすめのホラーインディーゲームを10本ご紹介したいと思います。
追記:そこそこアクセスをいただいておりますので、10本と言わず随時追加していくことにしました。
世界各国、多種多様な怖さをお楽しみくださいませ。
荒廃した孤島を彷徨うだけのアドベンチャーゲーム。もともと『Half-Life 2』のMODとして誕生した、FPSからゲーム要素をすべて取り去ってもそれでもゲームたり得るかという実験的作品。ホラー的要素は少ないものの、主人公がたどり着いた寒々しき島には、誰一人存在しないはずながら、たまに霊的なものが現れるとか現れないとか。ほら、煙突の上から、誰かがのぞいているよ…。
深夜のピザ屋(Freddy Fazbear's Pizza)の夜間警備員のアルバイトをすることになった主人公だったが、このピザ屋には問題があり、マスコットたちは深夜に従業員に突如襲い掛かって来る。主人公が監視室からできることは、監視カメラを確認すること、自分の部屋の真横の通路にライトを照らすこと、そして扉を閉めること。
店のマスコットたちは、どうやら監視カメラで見ている間は動いてこない。ずっと見ていればいいのだが電力が掛かる。一番安全なのは、扉を閉めておけばいいのだが電子ロックには電力が掛かる、ライトで確認するのもしかりだ。そうやって、1日に限られた電力で、襲い掛かって来る人形たちから翌朝まで防衛し続けなければならない。果たして5日間のアルバイトを無事に終えることはできるのであろうか・・・。
この、異質な防衛『だるまさんが転んだ』ゲーム、作者の製作ペースが早いことでも知られており1年足らずでシリーズ4作目まで製作され、すでに配信済み。そして、ついに映画化も決定してしまった。
開発元及びパブリッシャーはScott Cawthon。Steamストアで購入可能。デモ版はIndiedbからダウンロードできます。Android版やiOS版もあります。

もはや紹介する必要があるのかというほど有名すぎる作品。先日映画化もされました。タイトル通り、青い鬼から逃げまくる作品。とにもかくにも、この青い鬼の造形は素晴らしい。フリーゲームですので、気軽にお試しあれ。

ききやまさんがつくられた、こちらもツクール製のアドベンチャーゲーム。歩き回って、たまに見つけられるエフェクトを探すだけのゲーム。とにかくフィールドのアートがショッキング。そして、意味があるのかないのか想像を誘うキャラクターとエフェクトの数々(ほうちょうからウンコへアーまで)。さらに、衝撃的なエンディングと、ごくまれにしか見ることのできないランダム発生イベント。
諸々相まって、謎が謎を呼び、無数の解釈がなされる作品。時代が時代なら、Narrative関連で海外でなんか賞獲ってたと思う。ノベル化やコミック化やグッズ化などド派手にメディアミックスされており、おそらく日本でもトップクラスに有名なフリーゲームです。

突如現れ、爆発的な人気を得た、美術館を舞台にしたホラーゲーム。両親と美術館に訪れた少女イヴ。だが、ふと気が付くと誰もいなくなっていた……。ド派手な演出があるわけではないものの、ドット絵できちんとつくり込まれたホラー演出がステキに怖い。ゲーム自体のつくりもとても丁寧で、遊びやすくて好きです。こちらもフリーゲームです。