2016.06.08
結局何人でつくろうが、ゲームそのものが面白いか面白くないかであって、少人数の割によくやってる、というのは遊ぶ上では何にも関係ないことではありますが、それでもやっぱり、このゲームを一人でつくりきったというのはすごいな、という作品がインディーゲームの中にはちょくちょくあります。『Revolver360 Re:Actor』なんかがそうですね。
これもただ一人でつくられたゲームでして、『SMASHING THE BATTLE』というアクションゲームです。そのクオリティはムービーを見ていただければ、一目瞭然。
ステージクリア型のハック&スラッシュ、という感じのゲームです。結構アクションもしっかりしてますので、『クロワルール・シグマ』とか『巫剣神威控』とか好きな人は楽しめるんではないでしょうか。
見下ろし型（と言っても、カメラ移動可能）な3Dアクションゲームで、無双な感じで敵が襲ってきます。部屋ごとにある一定塊の敵がワッと押し寄せてきて、いわゆるWaveで敵が襲ってくるのですね、それが落ち着いたら次の部屋へ。また敵が襲ってそれを倒して、最後にはボス待ってる、みたいな感じです。
敵を集めるマグネット、踏んだら爆発する地雷、必殺技、能力開放……などのスキルを駆使して、戦いましょう。あ、ちなみにシングルプレイの作品です。
一発で一気に倒すこと、コンボをつなげて倒すこと、敵の攻撃をうまく回避することあたりがステージクリア時の評価ポイントになってまして、ステージ評価三ツ星はヌルゲーマーだとなかなか取れません。結構難しい。
キャラクターは二人おりまして、最初は左の女の子からスタートして、やがて右の女の子が解放されます。
ストーリーとしては、なんか、工場的なところのロボットが急に反乱を起こしたので、何とかしなきゃ！みたいな感じです。『アサルト・アンドロイド・カクタス』なんかもそんな感じのストーリーだったような。
まあ、それはさておき、英語、フランス語、ドイツ語にそして日本語にローカライズされております。そう、日本語で遊べます。完全に完璧な日本語ローカライズ、とは言いませんが、ストーリーを追う分には困らないレベルにはなっております。
妙に露出度が高いので、そこで好き嫌いが分かれるかもしれません。いや、別に嫌いな人はいないか。
なお、男性用の戦闘スーツを無理やり女性が着たので体のポイントポイントでどうしても露出が高くなってしまったよ、というような設定で露出度が高くなっています。なるほど、ならば仕方ない。
攻略といっても、ちょっと触っただけなんで、それほど役に立たないかもしれないですが。
とにかくあっという間に敵に取り囲まれてしまいますので、まとめて倒す必要があります。しかしながら、範囲攻撃というのはあんまりなくて、まとめて倒すには敵を集めることが必要になります。
プレイヤーは「マグネット」というスキルをつかうことができまして、これをつかうことで敵を一か所に集めることができます。惜しみなく使い、固まったところを狙って攻撃しましょう。
敵を倒したりステージ内のコインを集めることでアップデートしていきましょう。
しかし、何せこのコインがたまりにくい。レベルを1から2に上げるだけなのに、1000枚必要で、1ステージで150枚とかしかたまらないので、なかなか強くなりません。
そこで、まず『クリエイター』を見ましょう。これだけで実績を一つ解除でき、確か5000枚くらいもらえます。次に、鍵をゲットしたら、シークレットを開けましょう。これも一個開けるたびに3000枚くらいコインがもらえます。
これを最初にすると、序盤はちょっと楽できるかと思います。
まあ、もうこうなってくると攻略でもなんでもなくゲームの基本になってきますが……。上述のコインの件もあり、必殺技的なスキルもあるのですが、このゲーム、ごり押しでクリアという手はなかなか使えません。
敵は向かってきて自爆するやつやら、遠くからミサイル撃ったりレーザー撃ったりしてくるやつやら、あの手この手でこちらを苦しめてきます。
一方こちらは鍛えればスキルが増えたり攻撃が多彩になったりはあまりないので、もう考えて戦うしかないのです。そこが本作の楽しさということですね。
今現在はSteamのみでリリースかなと思います。気になった方は、ぜひ！
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