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2012.10.17

名作アクションPCゲーム『LA-MULANA』と日本インディーズゲームの未来の話。

LA-MULANA

アクションゲームサイドをご覧になられた方はご存知かと思いますが、我々とNIGOROは心中覚悟で手を組みましょう、ということで協力させていただいております。(詳しくは、買って読んでみよう!)

NIGORO様の『LA-MULANA』PCリメイク版は、日本、海外で展開させていただき、国内外で高い評価を受け、PLAYISM最高の売り上げを叩き出しまして、ひとまず心中せずにすみそうです。

NIGOROがPLAYISMと協力するメリットの話

さて、そもそもPLAYISMがお手伝いするのは、作品のローカライズ(いわゆる英訳)と販売、プロモーションになります。
実は、NIGOROさんの場合、ある意味我々がお手伝いすることはなかったのですね。
まず、LA-MULANAのローカライズは(一応)出来てました。ファントランスレートもありましたしね。
また、NIGOROさんはLA-MULANAはもちろん、『薔薇と椿』や『めくり番長』などで海外では知名度がすでに高かったのです。
さらには、NIGOROの方々は英語もお話しできるので、販売サイトとやり取りすることはもちろん、まあLA-MULANAサイトに販売機能さえ搭載すればLA-MULANAの海外展開はある意味容易に可能だったわけです。(販売サイトの手数料も取られませんしね)
もちろんPLAYISMにはアメリカ人がいますので、やり取りなんかは一任していただければその分ゲーム開発の方に手が回りますし、ローカライズのテストプレイもPRもうちがやった方が早かったり安全だったりはあります。
しかしながら、まあ、NIGORO側のメリットと言えば、それだけと言えばそれだけで、「できないことはない」レベルのものを我々に委託頂いている形です。

では何故にPLAYISMとNIGOROは心中覚悟で手を組んでいるのか。

我々とNIGOROには共通の目的がありました。それは、「日本のインディーズゲームを世界に届ける」ということです。その一点で僕らは手を組んだのです。
『LA-MULANA』を自由に使っていただいて構わないので、どうか日本のインディーズゲームが世界に出ていく突破口を開いてほしいと。(その分、絶対開けと)
『LA-MULANA』は、海外の主要PCゲーム配信サイトのGOGやGamer’s Gate、さらには本日よりDESURAでも配信開始となりました。
ちなみにSTEAM配信も計画中。GreenLight応援お願いします。これは日本のインディーズゲームがより広い世界市場で配信する道が開けたということに他なりません。特に、GOGでの日本インディー作品の配信は『LA-MULANA』が最初のようです。
今後は、NIGOROに続く日本のインディーズゲームクリエイターの方が次々と登場することを期待しております。
つくり手がどんどん現れてくれないことには、我々もどうしようもないのです。それに、いつまでも日本のインディーと言えば『洞窟物語』、ではつまらないでしょ?

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