PLAYISMは、世界中のインディータイトルから珠玉の11タイトルを選び抜き、東京ゲームショウ2019
にて一般ブース【 8-N09 】にて展示いたします。今回は、全11の出展タイトルのうち、7タイトルを公開いたします。今回の記事に記載しているゲームはすべて試遊可能 です!
ごく普通のシカのゲーム
『DEEEER Simulator』
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試作中のゲーム動画を投稿して瞬く間に4.5万リツイートを記録し、KickStarterとCAMPFIREのクラウドファンディングにおいて1,000万円近くの支援金を集め、ゲーム業界内外から多数注目を浴びた『DEEEER Simulator』は、「スローライフ町破壊ゲーム」です。伸びる首や刺さる角、二足歩行ダッシュなど、「ごく普通」のシカが持つ個性を生かして街を駆け抜けましょう。街にはウシやウマなどかわいらしい動物がおり、仲良く暮らすこともできますが、動物や車に飛び乗って街をハチャメチャに破壊することもできます(もちろん物理で殴るも可)。破壊を続けると「シカ災害レベル」が上がっていき、ランクごとに「警察」が出動し、シカを取り締まりに来ます。警察のアタックによってライフがなくなればゲームオーバーとなります。
音楽や登場キャラクターなどゲーム全体を漂うシュールな雰囲気で思わず笑いながら楽しむことができる一作です。
不羈奔放のお祭り2Dアクション!
『幻想郷萃夜祭』
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『幻想郷萃夜祭』は、東方Projectの二次創作2Dコンボアクションゲームです。新作情報解禁時のTwitterは現在3,000RT、5,000いいねを超えており、8月に開催された上海東方ONLYイベントにて世界初出展時にも大きな注目を集め、国内外に
非常に注目されている作品です。日本国内においては、今回の東京ゲームショウ2019が初の試遊機会となります。
主人公は東方Projectのキャラクターの一人である「伊吹萃香」。鬼である萃香の怪力を活かした近接攻撃、ショット技やカウンターを組み合わせた爽快なコンボアクションが大きな特徴の一つです。また、萃香の「ありとあらゆる密度を操る能力を持つ」という能力を「密チャージ」「疎チャージ」として取り入れており、このチャージを組み合わせた攻撃により何通りものコンボを作り出すことができ、うまく繋げられれば100以上のヒットをたたき出せます。
本作はインディゲームデベロッパー“tea_basira”による処女作となります。繊細に描き込まれた背景ドットグラフィックと華麗なるエフェクトとの対比が独創的で、かわいらしいドットアニメーションのキャラクターも特徴的な一作となっています。
2017ゲームオブザイヤー7冠の傑作、待望の日本語版登場。
『Everything』
2017年のゲームオブザイヤー7冠に輝き、ゲーム業界史上初、トレイラーがアカデミー賞ノミネート候補となった傑作『Everything』は、目に入る全てのモノ、微生物、動物、惑星、銀河など神羅万象がプレイアブルキャラクターとなる、
世界をシミュレートするゲームです。達成しなければならない目的やスコアなどはなく、外宇宙もない宇宙も含めた、
この世界に存在する全てのモノになって、あらゆる視点を知りながら無限の広がりを持つ環世界を旅します。
日本では6月に開催された「BitSummit 7 Spirits」で一部日本語化したものを初展示いたしましたが、今回は全ての要素を日本語化したバージョンを初プレイすることができます。
死とコーヒーで紡がれる物語。
『Necrobarista – ネクロバリスタ』
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あの世とこの世の狭間にある「ターミナル」という名の一軒のコーヒーショップには、「マディ」というネクロマンサーがバリスタとして働いています。「ターミナル」は死者と生者が共存できる唯一の場所で、そこで死者は最後の24時間を過ごすことになります。死者に
最後の一杯を出すのがマディの仕事でもあります。そんな「ターミナル」の元に現れた一人の青年によって、物語が動き出します。
ゲームでひときわ目を引くのが、「3Dビジュアルノベル」と銘打つ通り、アニメからインスパイアされたグラフィックを3D化したそのスタイリッシュなビジュアル。システムとして特徴的なのは、ビジュアルノベルに多く見られる選択肢式ではなく、テキスト内に時折表示されるオレンジ色の特定のキーワードを選ぶことで、ロックされたシナリオが解放され、ストーリーの裏側や詳細、サイドストーリーを楽しむことが可能となります。
また、『メイドインアビス』、『Florence』の音楽を手掛けた「Kevin Penkin –ケビン・ペンキン」によるサウンドも特筆すべき点です。音楽とスタイリッシュなグラフィックとストーリーのコラボレーションを存分に楽しむことができる作品です。
*今回の試遊内容は「BitSummit 7 Spirits」のものと同じです
この島では、汚れた金と銃弾が乱れ飛ぶ。
『Orangeblood』
我々の知る歴史とは異なる過程を辿った20世紀末、舞台は沖縄近海に浮かぶ人工島「ニュー・コザ」。
連邦刑務所に囚われた主人公のヴァニラは、釈放と引き換えに故郷である海上都市でのミッションに臨む。
しかし敵対するギャングにかつての縄張りは奪われ、仲間は殺されていた。その妹であるマチコの協力を得て、
「ニュー・コザ」閉鎖区画の奥深くを探索し、ストリートの敵対勢力を叩き潰すのだ。
本作は『RPGツクールMV』製のコマンド式RPGながら、全くそれを感じさせない、つくり込まれた緻密なグラフィックとテンポの
良い爽快なバトルがまず目を引く一作ですが、その真骨頂は作りこまれた独特の世界観にあります。
架空の90年代(ゴールデン・エイジ)、鉄錆とネオン・サイン、南国の強烈な日差しと生ゴミの臭い、美少女とHipHopのミクスチュア。アメリカ統治時代の沖縄の象徴、「コザ」の名を冠する仮想都市のエキゾティシズムは、居ながら旅情をかきたてるに
十分。そこはさまざまな犯罪組織が存在し、カラー・ギャング、香港三合会、ロシアン・マフィア、ヤクザが割拠する危険な街なのです。
そして、プレイヤーキャラクターである少女たちもまた個性的で、銃器のスペシャリストであるヴァニラは拳銃の早撃ちで敵をなぎ倒し、DJのマチコはドデカいラジカセの重低音で戦いの流れを支配します。彼女らの武器は、ランダムな特殊能力を備えた多種多様な銃器と、リパルサー・フィールドを発生するハイテク・スニーカー。装備の組み合わせやセット・プレーで強力なシナジーを生み出し、立ちふさがる敵を粉砕します。退廃的かつ色鮮やかな世界観を、作りこまれたグラフィックとシステム、DOPEなサウンド・トラックで満喫できる貴重な一作となっています。
不思議な世界を飛び跳ね回り、謎解きと戦闘に満ちた冒険に出よう!
『OUTRIDER MAKO ~露払いマコの見習い帖~』
本作は2019年の「BitSummit 7 Spirits」で初披露され、100以上の作品の中から「ガジェット通信賞」を受賞した実力作です。
運び屋を自称する謎の存在ブモンとの約束で、神々の世界「マヨイ」でブモンよろず便社の下っ端として働くことになったマコ。
仕事をやり切って帖面に御朱印を集めれば、もといた世界に帰ることができるというが……。
主人公マコを操作して依頼物を探して納品する、見下し視点の2Dアクションゲームで、マップに散りばめられた謎を解き、
探索を進めていくことで納品物を集めることができます。依頼をクリアしたら神の恵み「天恵」を得て、様々な能力を育て冒険を戦略的に有利に進められます。
和風のテイストを生かしたドットアートワークも魅力の一作となっており、門の移動や光のカーテンなど、マップ切り替え時の派手なエフェクトなどは一見の価値あり。また、主人公マコの、ジャンプして跳び乗って、蜜をかけることで相手の動きを止められるという軽快なアクションギミックが特徴的な作品です。ぜひ実際に試遊してお楽しみください。
『VA-11 Hall-A』続編
N1RV Ann-A: Cyberpunk Bartender Action
今年Nintendo Switch/PlayStation®4版を発売した『VA-11 Hall-A』の続編『N1RV Ann-A(ニルヴァーナ)』を昨年に引き続き、今年も東京ゲームショウにおいて出展いたします。去年とは異なるお客が訪問する、新バージョンを試遊可能となっています。
『N1RV Ann-A』の舞台は、理想郷のパラダイス、セイント・アリシア島。高級バー「N1RV Ann-A」を訪ねる多様な客らはマフィア組織による恐喝や人身・麻薬売買など、様々な犯罪や悪業に悩まされ続けています。 バーテンダーのサムもその一人。恋人のレオンはヤクザとしての顔を持ち、二人の関係には亀裂が深まりつつありますが、8歳の息子トニーのため、彼女は日々努力を重ねています。そんなサムとレオンが、この作品の主人公です。
常連たちと仲を深めながら、合成酒ではなく、ウオッカやフルーツジュースなどといった実際の材料を使って作ったカクテルを提供します。もちろん、注文に従ってただ言われた通りにドリンクを作るだけではなく、様々な材料を使って色々な実験的なカクテルを作ることもできます!どのカクテルを提供するか、それにより誰の人生がどう変わるかによって異なる様々な展開が待ち受けています。
出展タイトルの残り4作品は、9/11公開予定!お楽しみに…!